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カメムシ被害などが影響か 「南高梅」がかつてない不作 収穫予想量は例年の6割ほど 和歌山

05/28 06:00 配信

 日本一の梅の産地、和歌山県の紀南地方では、梅の高級品種「南高梅」の収穫が始まっています。ことしは不作ということです。

 「南高梅」は大粒で身が柔らかいのが特徴の、日本を代表するトップブランドの梅です。田辺市稲成町の農園では、木に実った「南高梅」が一つ一つ丁寧に手で摘み取られました。

 JA紀南によりますと、今年は品質は良いものの、暖冬やひょう、カメムシの被害を受けた影響で、かつてない不作になっているということです。

(農家 寄本裕貴さん)「ことしの梅の出来は非常に少ないです。15年やってきているんですけれど、ここまで不作なのは経験ないです。はじめてです」

 収穫量は例年の6割ほどの見込みということですが、さらに少なくなる可能性もあるということです。

 南高梅の収穫は6月下旬まで続きます。

最終更新:05/28 06:00

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