関西ニュースKANSAI

　兵庫県姫路市で９１歳の女性を殴るなどし、死亡させたとして息子や孫が逮捕された事件で、女性の腕や尻などに複数の皮下出血があったことがわかりました。

　大居亮太容疑者（３６）は去年１０月、姫路市の自宅で父親の和義容疑者（６９）と共謀し、同居していた祖母の不二子さん（９１）の顔面などを複数回殴るなどして死亡させた疑いで、３１日に送検されました。

　亮太容疑者の母親の紀久代容疑者（６３）も、不二子さんの両足首をタオルで縛るなどの暴行を加えた疑いで逮捕されています。

　その後の捜査関係者への取材で、不二子さんの腰や尻、両腕などには、複数の皮下出血があったことがわかりました。

　また、姫路市によりますと２０２１年、「不二子さんが暴力をふるうことがある」と家族から相談があったということです。

　警察は、日常的な虐待があったかどうかについても慎重に調べる方針です。