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大阪府でも「ライドシェア」スタート 金曜・土曜日限定で運行 万博見据え“規制緩和”求める動きも

05/31 16:00 配信

 タクシー不足を解消するために国が導入を進めている「日本版ライドシェア」について31日、大阪府でも運行がスタートします。

 一般ドライバーが自家用車で客を乗せて走るライドシェアは、タクシー会社の運用のもと4月から東京、神奈川、愛知、京都ですでにスタートしています。

 大阪府では大阪市、豊中市、東大阪市などで金曜・土曜日の午後4時から午後7時台に240台、土曜日の午前0時から午前3時までに420台が運行可能になっています。

 30日、府内の5つの事業者に認可がおり、そのうちの1つ、日本交通はさっそく31日から運行を開始します。

 日本交通では、ライドシェアドライバーとして契約社員90人を採用し、31日は14台が運行予定でうちが9台は自家用車で運行するということです。

(日本交通グループ関西・金田隆司社長)
「ライドシェアは我々が国交省に要望して実現した制度。全力でやろうと思っていますので、ぜひ乗ってみてください」

 ライドシェアは現在のところ、曜日や時間が限定された運用になっていますが、来年に万博の開催を控える大阪府・市は交通手段確保のために、24時間運行や台数制限の撤廃など大幅な緩和を国に求めています。

最終更新:05/31 17:59

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