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泉南・いじめ中1男子自殺 学校の対応「被害者に寄り添えず」 第三者委員会が報告書

05/31 19:18 配信

 いじめを受けていた大阪府泉南市の中学生が亡くなったことについて、第三者委員会は学校の対応が「被害者に寄り添えていなかった」と指摘しました。

 大阪府泉南市の松波翔さん(当時13歳)は、小学生のときにいじめが原因で不登校となり、学校や教育委員会などに相談を続けるも改善されず、おととし3月、中学1年生で自ら命を絶ちました。

 泉南市の第三者委員会は5月、報告書をまとめ、学校への不信感が長期にわたり積み重なったことが要因の一つではないかと結論づけました。

 さらに、学校や教育委員会は対応はしていたものの、被害者の立場に寄り添えていなかったと指摘し、再発防止に向けた教員の研修や環境改善を提言しています。

 報告書に対し、遺族は「学校や教育委員会は、この報告書を真摯に受け止めて、今後も対応してほしい」とコメントしています。

最終更新:05/31 19:18

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