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1円玉に隠れるサイズ 国内最小「ハッチョウトンボ」羽化始まる 和歌山・新宮市熊野川町

06/04 21:35 配信

 和歌山県新宮市熊野川町の湿地では、日本で最も小さいトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が始まっています。

 朝露に濡れた羽を乾かしているのが「ハッチョウトンボ」。

 日本で最も小さい種類のトンボで、体長約2センチと1円玉に隠れるほどの大きさです。

 羽化した直後は黄色と黒色の縞模様ですが、20日ほど経つとオスの体が鮮やかな赤色に変わることから「コアカネ」とも呼ばれています。

 きれいな湧き水のある湿地を好み、和歌山県では熊野川町のほか、古座川町に生息しているということです。

 ハッチョウトンボの羽化は7月初旬頃まで見ることができます。

最終更新:06/04 21:35

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