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専門家会議が「改善計画」の内容・進捗をチェック 神戸徳洲会病院側が3月に提出 糖尿病見落とし患者死亡など
06/06 22:29 配信
神戸徳洲会病院で、糖尿病患者が適切な治療を受けられずに死亡したなどの問題で、神戸市は病院が提出した「改善計画」のチェックを、医療専門家の会議に委ねることとしました。
神戸徳洲会病院は、主治医が糖尿病を見落として、70代男性が死亡するなどの問題を受けて、3月に「改善措置計画書」を提出していました。
神戸市は、医師会や看護協会、大学病院の院長ら、医療の専門家からなる「病床機能検討部会」に、医師1人の受け入れ人数の上限や、医療安全管理体制の見直しなどについて意見を聞いた上で、徳洲会病院の改善を進めることを決めました。
6日夜に開かれた部会の初会合には、医療法人徳洲会の幹部らも出席し、医療事故の根本的な原因や改善計画書の内容面に関して意見が交わされました。
神戸市は来年8月まで、改善計画の内容や改善の進捗状況などをチェックしていく方針です。
最終更新:06/06 22:29