関西ニュースKANSAI

　神戸ルミナリエの検証チームが報告書を提出しました。

　検証チームは、ことし１月に開催された「神戸ルミナリエ」について来場者らにアンケート調査などを実施し、報告書をまとめました。

　ことしのルミナリエは、阪神淡路大震災から３０年を迎える来年以降も継続して開催できるよう、日程の変更や会場の分散、有料エリアの導入など、新たな方法で実施されました。

　報告書によりますと、日程を１２月から１月に変更したことで混雑が緩和され、鎮魂と震災からの復興を目指すという開催意義を示せたほか、会場の分散によって周辺で買い物をする人が増えたということです。

　組織委員会は「報告書を踏まえ、よりよい形でルミナリエを実施できるよう努める」としています。