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“インバウンド需要”追い風に4期ぶり黒字転換 関西エアポートの2023年度期末連結決算 関空・新商業施設も貢献

06/13 20:00 配信

 関空、伊丹、神戸の3空港を運営する関西エアポートが、2023年度の期末連結決算を発表しました。

 航空需要の回復に加え関空第1ターミナルでの新商業施設の開業もあり、4期ぶりに黒字に転換しました。

 売上高にあたる営業収益は前の年度と比べて870億円増え、1868億円。

 また、前の年度は190億円の赤字だった最終損益は、155億円の黒字となりました。

 期末決算としては4期ぶりの黒字です。

 新型コロナウイルスの水際対策が去年4月に終了し、旺盛なインバウンド需要にけん引されて、国際線の利用客が回復。

 去年12月にオープンした関空第1ターミナルの商業施設も、売り上げ増加に貢献したということです。

 3空港をあわせた旅客数は4413万人で、前の年度より1600万人以上増加し、コロナ禍前の2019年度の92%まで回復しました。

 関西エアポートの山谷佳之社長は、「今年度の最終利益は200億円を目指したい」と話しました。

最終更新:06/13 20:00

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