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「知らない間にポケットに」手術で使用しなかった“麻酔用鎮痛剤”盗んだ疑い 医師の65歳男を逮捕 海外では過剰摂取が社会問題に

06/18 18:54 配信

 勤務先の病院から手術で使用されなかった麻酔用の鎮痛剤「フェンタニル」を盗んだとして、65歳の医師の男が逮捕・送検されました。

 窃盗の疑いで逮捕・送検された医師の石崎嘉孝容疑者(65)は3月、勤務先の病院で鎮痛剤「フェンタニル」が入った容器、2本を盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと事件当日、石崎容疑者は2件の手術を担当していて、看護師が使用しなかった鎮痛剤を戻そうとした際に紛失が発覚しました。

 病院が調べたところ、石崎容疑者のポケットから鎮痛剤が出てきたということです。

 病院の聞き取りに対し「知らない間にポケットに入っていた」と話したということですが、警察は認否を明らかにしていません。

 「フェンタニル」には強い鎮痛作用があり、厚生労働省によりますと近年、アメリカで必要のない人が過剰摂取するなど社会問題となっています。

最終更新:06/18 18:54

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