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「タイプX」建設進めるも移行進まず 万博海外パビリオン 最大数十億円の建設費用が回収困難に

06/19 15:42 配信

 大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題で、万博協会が準備する簡易型パビリオンへの移行が進まず、最大数十億円の建設費用を回収出来ない可能性があることがわかりました。
 万博協会は、パビリオン建設が遅れている国のために、プレハブ型の簡易パビリオン「タイプX」9棟の建設を進めている一方、これまで「タイプX」への移行を決めたのは3か国にとどまっています。

 建設費用は1棟あたり数億円から10億円程度で各国が負担することになっていますが、関係者によりますと今後9棟すべてに国が入ることは難しい見通しだということです。
 そのため、残り数棟分の建設費用の回収が困難になり、最大で数十億円を協会が負担する可能性が浮上しています。

最終更新:06/19 18:56

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