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「部下に対するストレス発散していた」弾丸入り拳銃の銃口を背中に 大阪府警の巡査部長を懲戒処分

06/19 18:53 配信

 大阪府警は57歳の男性巡査部長が部下の背中に向けて弾丸入り拳銃の銃口を向けたとして、銃刀法違反などの疑いで書類送検し停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

 大阪府警によりますと、平野警察署地域課に所属する57歳の男性巡査部長は去年2月、平野警察署管内にある警ら連絡所で部下の背中に向けて弾丸入り拳銃の銃口を向け、今年3月には交番内で同僚の額を頭突きするなどして暴行し、弾丸入りの拳銃を取り出し脅迫したということです。
 暴行を目撃していた同僚が上司に報告し、男性巡査部長の携帯電話を解析したところ、同僚に拳銃を向ける動画が残っていたということです。
 57歳の男性巡査部長は「自分と合わない同僚に対してストレスを感じている。部下に対するストレスを発散していた」と容疑を認めているということです。
 大阪府警は57歳の男性巡査部長を6月19日付けで銃刀法違反(加重所持)などの疑いで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にしたということです。
 57歳の男性巡査部長は19日付けで依願退職しています。
 大阪府警察本部の津川浩徳監察室長は「警察官として言語道断の行為であり、警察の信用を著しく失墜させる事案であることから厳正に処分しました。今後、職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

最終更新:06/19 18:53

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