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藍染めの染料作り 最初の工程「藍粉成し」始まる 徳島・上板町
06/25 21:50 配信
徳島伝統の藍染めの染料作りで、その最初の工程となる「藍粉成し」の作業が徳島県上板町で始まっています。
「藍粉成し」は、機械で細かくした藍を風で飛ばし、重さの違いで藍を葉と茎の部分に分ける作業です。
葉を乾燥させるために職人たちがほうきで集めて地面一面に広げます。
今年は日差しが強い時期もあり、葉が厚く品質の良い藍が収穫できているということです。
このあと乾燥させた藍の葉を醗酵させる「寝せ込み」の工程を経て、年末には染料の「すくも」が出来上がります。
「藍粉成し」の作業は9月末ごろまで続く予定です。
最終更新:06/25 21:50