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授業支援アプリを使って生徒に性的な画像を送ったとして交野市立中学校の男性教師を免職処分 大阪府
06/27 16:24 配信
大阪府教育庁は27日、授業支援用のアプリを使って生徒に性的な画像を送信したとして、交野市立中学校の男性教師(37)を免職処分にしたと発表しました。
教育庁によりますと、交野市立中学校の男性教師(37)は去年10月、授業支援用のアプリを使用して特定の男子生徒に対し、ある女子生徒の顔に別の男子生徒の性器の画像が貼り付いた写真を送ったということです。
去年11月、保護者から交野市教育委員会に「男性教師が特定の生徒と私的なやり取りをしている」と連絡があり、市教委がアプリの使用履歴を調査したところ、事態が発覚しました。
男性教師は担当教科である英語の学習会に参加している生徒計13人とのアプリ内のグループで、少なくとも去年7月から11月にかけて私的なメッセージや写真のやりとりを週380回ほど繰り返していました。
グループでは同僚教師への誹謗中傷やグループにいない特定の女子生徒の名前を挙げて「好きやねん、盗撮して」などと発言していました。
男性教師は私的なメッセージのやりとりは認めているものの、性的な画像を送信したことについては「生徒が僕のタブレットやIDを勝手に持ち帰り、僕になりすまして行ったものだ」と述べているということです。
教育庁はほかに、私生活で器物損壊事件を起こしたとして府立支援学校の男性事務職員(46)を戒告処分に、去年8月から1ヵ月間、通勤手当約5000円分を不正受給したとして府立支援学校の女性教師(29)を減給1ヵ月の処分としています。
最終更新:06/27 16:24