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かつての大阪湾の名物「トラフグ」 水揚げ量復活へ 稚魚1万5000匹放流 

07/02 19:34 配信

 大阪湾の名物を復活させようとトラフグの稚魚が放流されました。

 2日午前、大阪府堺市の海とのふれあい広場でトラフグの稚魚約1万5000匹が放流されました。

 環境農林水産総合研究所などによりますと、トラフグはかつて「大阪湾の名物」とよばれ、沿岸では最盛期で年間約100トン以上水揚げされていましたが、現在は100キロほどに減少しているということです。

(環境農林水産総合研究所 山中智之さん)
「来年の冬には1キロくらいに成長して大阪湾でとれることを期待しています」

 放流された稚魚には、生育状況を調べるため胸ビレに印がつけられていて、今年は計3万匹が放流される予定です。

最終更新:07/02 19:34

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