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不審な男が窓から家の中に“何かを投げ込む様子” 数分後に激しく炎上 大阪・西成区の放火殺人事件 住人女性が死亡
07/11 20:23 配信
6月9日に大阪・西成区内で起きた火事。警察は、放火の疑いで60歳の男を逮捕しました。
防犯カメラには、不審な動きをする人物が捉えられていました。映像には、チェック柄の服を着た男が集合住宅の部屋をのぞき込む様子が写っています。
よく見ると、1階の部屋に何かを投げ込んでいる様子が。その数分後には窓から激しい炎が上がり時折、爆発しているようにも見えます。
この火事で、2階に住む牧田奈々絵さん(当時48歳)が全身にやけどを負い、一酸化炭素中毒で死亡しました。
(近隣住民)「(Q.どんな感じの人?)優しい」「ここでしょっちゅう掃除してた。いい人でした」
警察は、防犯カメラの映像などから調べを進め、清掃アルバイトの新居田信善容疑者(60)を放火と殺人の疑いで逮捕しました。
(新居田容疑者)「全く身に覚えがありません」
防犯カメラ映像をよく見ると、出火したあと新居田容疑者と見られる人物は現場に戻ってきています。そして、部屋の中を確認。一度現場から離れますが、数分後再び戻ってきている様子が捉えられています。
新居田容疑者は、放火現場から約700メートルほど離れた同じ西成区内に住んでいますが、牧田さんとの接点などはまだ分かっていません。警察は動機などを詳しく調べています。
最終更新:07/11 20:23