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阪神大震災のがれき撤去などに従事の男性が「中皮腫」発症 アスベスト関連で6例目の労災認定
07/22 18:15 配信
兵庫県内に住む会社員の男性(67)は、1995年の阪神淡路大震災の直後から、がれきの撤去作業などに従事し、おととし4月、アスベストが原因とされるがんの「悪性胸膜中皮腫」と診断されました。
その後、手術を受け、今も通院治療を続けているといいます。
男性は、診断を受けて労災を申請し、神戸西労働基準監督署は去年10月、がれき撤去などが原因で中皮腫を発症したとして労災を認定しました。
支援団体によりますと、阪神淡路大震災の復旧作業によるアスベスト関連の労災認定は、6例目だということです。
男性は「アスベストの危険性について広く発信してもらいたい」とコメントしています。
最終更新:07/22 18:15