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不在だった2つの幹部ポストの後任発表 パワハラ疑惑の兵庫・斎藤知事「県政をしっかりと前に進める」

08/16 16:27 配信

 兵庫県は、体調不良が原因で空席となっていたり、病欠が続いていたりする2つの幹部ポストについて、後任人事を発表しました。

 斎藤知事と副知事に次ぐ「理事」は、知事が力を入れる「若者・Z世代の支援」を担当するポストですが、前任者の小橋浩一氏が体調不良を理由に自ら降格を申し出て、1日から空席になっていました。

 兵庫県は16日、総務省出身で財務部長の稲木宏光氏が、19日付で新たに理事に就任する人事を発表しました。

 また、先月30日から体調不良で病欠中の井ノ本知明・総務部長の後任に、秘書広報室長の有田一成氏をあてることも明らかにされました。

 小橋氏と井ノ本氏はともに斎藤知事の「側近」とされ、死亡した元幹部職員が(当時60)作成した知事の疑惑を告発する文書の中で、2人とも名前が挙げられていました。

 斎藤知事は今回の人事について「新たな体制により業務を着実に遂行し、県政をしっかりと前に進めていく」とコメントしています。

最終更新:08/16 16:27

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