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倒壊した建物からの救助想定 南海トラフ地震に備えた訓練 能登半島地震での派遣経験者も参加 和歌山県警
08/21 22:31 配信
和歌山県警が南海トラフ地震に備えた訓練を実施しました。
21日、和歌山県警は和歌山県沖でマグニチュード8.7の地震が発生したという想定で、倒壊した建物に閉じ込められた人を救出する訓練を実施しました。
訓練には1月の能登半島地震に派遣された警察官も参加し、チェーンソーでがれきを切り開いたり、ロープを使って3階に取り残された人を救出したりするなど、震災で培った経験を生かしました。
(機動隊員)「能登に行って道が寸断されていて実際に現場にたどりつくのが困難だった。たどりつけない場合にどういうルートを想定するのか考えるのも大事なのかなと」
先日の宮崎県沖の地震で「巨大地震注意」が解除されたばかりの訓練ということもあり、参加した警察官らは真剣に取り組んでいました。
最終更新:08/21 22:31