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大阪府の宿泊税「最大200円引き上げ」案 有識者会議で承認 課税対象も5000円以上に拡大へ
08/30 18:49 配信
大阪府の宿泊税が最大200円引き上げられるかもしれません。
大阪府は2017年以降、観光振興などの財源として、ホテルなどに泊まる客から、宿泊料金に応じ100円から300円の「宿泊税」を徴収しています。
府は今後、大阪関西万博やIRの開業による観光需要のさらなる拡大を見込んでいて、30日開かれた府の有識者会議では、宿泊税を最大200円引き上げる案が承認されました。
また現在、課税対象となるのは、宿泊料金が7000円以上の場合ですが、案では5000円以上として課税範囲を拡大しています。
これにより、税収は1年あたり約55億円増え、80億円ほどになる見込みだということです。
府は9月府議会での審議を目指していて、可決されれば、国の承認や周知期間を経て導入されます。
最終更新:08/30 18:49