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万博会場が災害時に孤立したらどうする? 船舶による代替輸送や60万食分の備蓄など「防災実施計画」公表

09/02 22:10 配信

 来年の大阪・関西万博での災害対策をまとめた「防災実施計画」が公表されました。橋やトンネルなどの道路が損傷し、会場となる夢洲で来場者の孤立が続く場合、輸送手段として船舶の活用を想定しています。

 夢洲へのアクセスルートは橋とトンネル、地下鉄の3つで、災害の際の孤立が課題です。

 「防災実施計画」には、地震や台風、落雷などへの対策が盛り込まれ、パビリオンなどを来場者の一時的な避難場所とするほか、咲洲や舞洲に一時滞在施設を確保することも想定しています。

 また発災後、3日間の支援物資として、万博協会が60万食分の食料などを備蓄するとしています。

 来場者の帰宅方法はバスなどに加え、道路が損傷した場合は、船舶による代替輸送を大阪府・市に要請するということです。

最終更新:09/02 22:10

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