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東大寺の3回にわたる火災の跡発見 創建当時の僧侶の生活場所が大きかったことも判明 発掘調査

09/19 19:06 配信

 東大寺の3回にわたる火災の痕跡が残っていました。

 奈良市の東大寺で6月から続く発掘調査で、創建当時に建てられ僧侶が生活していたという「僧坊」の跡から建物の柱を支える礎石が見つかりました。
 調査団によりますと、礎石の大きさから推定される僧坊の規模は幅220メートル以上で、平城宮の「大極殿」に匹敵するほどの大きな建物だったとみられます。
 また、平安時代から戦国時代の3回にわたる火災の痕跡も残っていたということです。

 僧坊跡では来週から損傷を防ぐための護岸工事が予定されていて、その前の21日に現地で説明会が実施されます。

最終更新:09/19 19:06

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