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建設業者に入札情報漏えい 奈良・三郷町の元町長に執行猶予付き有罪判決 大阪地裁

09/27 12:24 配信

 建設業者に入札情報を漏らした罪に問われている奈良県・三郷町の元町長に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

 三郷町の元町長・森宏範被告(65)は2020年10月、保育園の建て替え事業の入札で、町内の業者に非公表の設計金額を漏らしたとする官製談合防止法違反の罪に問われています。

 森被告は起訴内容を認めていて、検察は「地元建設業者とのなれ合いの末だった」と指摘していました。

 判決で、大阪地裁は「5年前から非公表の情報を教えていた」「入札価格の高止まりを招きかねず、町政への信頼を損なったことは軽視できない」と懲役1年6ヵ月、執行猶予3年を言い渡しました。

最終更新:09/27 12:24

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