関西ニュースKANSAI

　大阪維新の会は２７日、全体会議を開き、府内の直近の選挙で苦戦が続く原因や今後の戦略を話し合いました。

　維新は先月、箕面市長選挙で初めて公認の現職候補が落選したほか、今月２２日の摂津市長選挙では公認候補を立てられず、さらに同日の府議補選でも新人同士の争いに敗北し、議席を失いました。

　こうした結果を受け、維新は「刷新プロジェクトチーム」を設置し、選挙に敗れた原因などを検証しています。２７日に開いた全体会議では、党が独自に実施した大阪府民へのアンケート結果などが共有され、１～２年でおよそ２５％の支持者が減少しているという結果が示されたということです。

　吉村代表「客観的な事実というのは受け止めた上で、ただやはり自分たちの軸をしっかり持って、原点に立ち返って、そして改革を進めていくんだっていうことを忘れずに進めていければと思います」

　維新は今後も議論を進め、検証結果を取りまとめていくとしています。