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虫歯治療で体押さえつけられ男性死亡 歯科医ら書類送検 大阪・淀川区の障害者支援施設

09/30 12:25 配信

 大阪市淀川区の障害者支援施設で、歯の治療を受けていた入所者の男性が死亡した事件で、歯科医の男性らが業務上過失致死の疑いで書類送検されました。

 今年5月、大阪市淀川区の障害者支援施設で、虫歯の治療を受けていた69歳の男性が意識を失い、病院に運ばれ死亡しました。男性は治療の際5人がかりで押さえつけられていて、死因は胸や腹の圧迫による急性呼吸障害でした。

 警察は男性の治療をしていた歯科医師の男性(61)と、男性を押さえつけていた施設職員の看護師の女性(55)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

 警察によりますと、死亡した男性は重度の知的障害で意思疎通ができす、歯科医師らは全身麻酔をするなどして危険を防止するべきだったとしています。医師は調べに対し、「身体拘束は指示していないが、反省している」と話しています。

最終更新:09/30 12:25

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