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南海トラフ地震で“けが人の多数搬送”想定 大阪中心地の病院で「トリアージ」手順確認 職員ら240人参加

10/06 12:29 配信

 南海トラフ地震の発生で多数のけが人が搬送されたことを想定した災害対応訓練が、大阪市北区の北野病院で行われました。

 訓練は、早朝に和歌山県南方沖でマグニチュード9・1、大阪市北区で震度6弱の地震が発生したという想定で始まりました。

 訓練では、多くのけが人を受け入れた際、重症度などに応じて治療の優先度を決める「トリアージ」の手順確認が進められ、参加者は患者の状態を見た上で診療エリアに送る作業を繰り返していました。

 中心部にある北野病院は、大規模地震の際に緊急対応が求められるとして2013年度から訓練を続けていて、今年も医師や職員、看護学生ら約240人が参加しました。

最終更新:10/06 12:29

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