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次回の百条委には斎藤前知事の出頭求めず 優勝パレードの補助金疑惑も知事選への影響考慮 兵庫県議会
10/11 19:19 配信
兵庫県の斎藤元彦前知事への告発文書を調査する県議会の百条委員会は、知事選への影響を考慮し、24日と25日に実施する証人尋問に斎藤前知事を呼ばないことを決めました。
当日は片山安孝元副知事ら、斎藤前知事の側近だった4人が出頭する予定です。
11日の委員会では、プロ野球の優勝パレードをめぐる補助金の疑惑などについて、24日と25日に開かれる証人尋問を、非公開で実施することが正式に決まりました。
内容は、知事選のあとに公開される予定です。
斎藤前知事の失職に伴う知事選の告示は31日で、証人尋問の日程より後になりますが、知事選への影響を考慮して、前知事には出頭を要請しないということです。
(百条委員会 奥谷謙一委員長)「(来月17日投開票の)知事選終了後、いずれかの時期には(前)知事をお呼びすることになる。終了後すぐかどうかは、まだ分からない」
百条委員会の奥谷委員長は、これらの日程の影響から、当初は「年内」としていた報告書の取りまとめ時期が、来年に延長される可能性もあるとしました。
最終更新:10/11 19:25