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大阪地検元検事正が起訴内容認める 部下の女性に性的暴行の罪 女性は口止めを証言「公になると組織が立ち行かなくなる」

10/25 19:03 配信

 2018年9月、大阪市内の官舎で酒に酔って抵抗できない状態の部下の女性に性的暴行をしたとして、準強制性交の罪に問われている元大阪地検検事正の北川健太郎被告(65)が初公判で起訴内容を認め、「被害者が深刻な被害を受けたことを深く反省し謝罪したい」と述べました。

 検察側は冒頭陳述で、被害者が「帰りたい」と拒んだことも聞き入れず、性的暴行を続けたと指摘しました。

 裁判の後には女性が会見を開き、「約6年間ずっと苦しんできました。認めたとしても、私の処罰感情が和らぐはずもありません」と語りました。女性によると、事件後に北川被告から「公になると、検察組織が立ち行かなくなる」などと口止めされたということです。

最終更新:10/25 19:03

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