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世耕氏「相手の比例復活も許さなかった。非常に満足」 西村氏「身が引き締まる思い」 衆院選から一夜明け、関西の当選者らは

10/28 12:22 配信

 「与党過半数割れ」となった衆院選から一夜明け、関西の当選者らが決意を新たにしました。

 いわゆる「裏金問題」で自民党を離党した世耕弘成さん(61)は、二階元幹事長の三男・伸康さん(46)との「保守分裂」の戦いを制し、地元で会見を開きました。

(世耕弘成氏)「相手の比例復活当選も許さなかった、その件は非常に満足をしています。失敗を率直に認め、謝罪をしている姿勢は認めてもらえたんだろうというふうに思います」

 同じく裏金問題をめぐって自民の公認を得られず、無所属で臨んだ兵庫9区の西村康稔さん(62)は、JR明石駅で当選を報告しました。

(西村康稔氏)「もう間違い起こさないようになというお言葉、期待してるでというお言葉、いろんな言葉をいただきました。ある意味でゼロからのスタートですので、気を引き締めてやらなあかんなということで、身が引き締まる思いです」

 一方、日本維新の会は初めて関西で公明と議席を争い、大阪3区では参院議員から「くら替え」した東徹さん(58)が当選しました。

(東徹氏)「大変厳しい選挙でしたので、最後までわからないなというのが実感だった。優秀な人たちが今回落選した人も多くてあまり喜べないなと」

 維新は大阪で公明に全勝するなど19選挙区を全て制しましたが、全国的には議席を減らしました。

 藤田幹事長は、万博や兵庫県の告発文書問題といった「逆風」に触れ、「想像以上に厳しい戦いだった」と総括しました。

最終更新:10/28 12:22

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