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接着剤の匂いで発覚、スーツケースの底は二重に細工 5400万円相当のMDMAを密輸した疑いでスペイン国籍の男逮捕

11/06 17:28 配信

 10月、合成麻薬MDMAをフランスから密輸したとして、スペイン国籍の男が逮捕されました。男はスーツケースの底部分を二重に細工して持ち込んでいたということです。

 麻薬および向精神薬取締法違反の疑い(営利目的共同輸入)で逮捕されたのは、スペイン国籍のヒラルド・ラミレス・アレクサンデル(23)容疑者です。

 警察などによりますと、ヒラルド・ラミレス容疑者は10月6日、フランスから関西空港に合成麻薬MDMAおよそ8900錠(末端価格約5400万円)などを忍ばせ、密輸した疑いがもたれています。

 大阪税関によりますと、ヒラルド・ラミレス容疑者が持っていたスーツケースやリュックサックから接着剤の匂いがしたため、税関職員が詳しく調べたところ、アルミシートに包まれた錠剤を見つけたということです。スーツケースの底部分は二重に細工されていました。

 警察は認否を明らかにしておらず、組織的な犯行とみて調べています。ヒラルド・ラミレス容疑者は先月25日に起訴されています。

最終更新:11/06 18:17

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