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「隅々までお客さんが入るように」 顔見世興行を前に恒例・まねき上げ 京都・南座

11/26 12:20 配信

 京都に年の瀬の訪れを告げる南座の「吉例顔見世興行」を前に、恒例の「まねき上げ」が行われました。

 「まねき上げ」は、師走に始まる「吉例顔見世興行」を前に、歌舞伎役者の名前を書いた看板を南座の正面に掲げる、この時期の風物詩です。

 まねき看板は、「勘亭流」と呼ばれる丸みを帯びた独特の書体で書かれていて、「劇場の隅々までお客さんが入るように」という願いが込められています。

 (訪れた人)「顔見世が私の観劇の1年の始まりと考えているので、また新しい1年が始まるなと胸がわくわくしました」

 「吉例顔見世興行」は、12月1日から22日まで開かれます。

最終更新:11/26 12:20

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