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リンゴやオレンジなどのエサを窃盗 飼育員の男性が懲戒解雇処分 天王寺動物園

11/29 19:15 配信

 大阪市の天王寺動物園は動物のエサを複数回にわたって盗んだとして男性飼育員を懲戒解雇の処分としました。

 懲戒解雇処分を受けたのは、天王寺動物園の飼育展示課でエサの準備などを担当する男性飼育員(47)です。

 動物園によりますと、男性飼育員は10月1日、園内の調理場に保管されていたリンゴやオレンジなどの動物のエサを盗み、園内に持ち出したということです。

 調理場の担当者が果物や野菜が少なくなっていることに気づき、園内で調べた上で警察に被害届けを出していて、警察によりますと今月中に窃盗の疑いで男性飼育員を書類送検したということです。

 また動物園の聞き取り調査で、男性飼育員は過去にも複数回にわたってエサを盗んだことを認めていて、動物園は11月29日付けで懲戒解雇の処分としました。

 動物園は「今回の事案を重く受け止め、改めて一人ひとりの職員に対して、市民の疑念や不信感を招くような行為を厳に慎むよう、周知徹底を図ってまいります」とコメントしています。

最終更新:11/29 19:15

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