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“トクリュウ”指示役とみられる男らを起訴 邸宅侵入の罪 スマートフォンから6人分の身分証見つかる
12/04 20:31 配信
大阪市淀川区のマンションに不法に侵入したとして逮捕された男ら2人が、邸宅侵入の罪で起訴されました。1人はいわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループの指示役とみられています。
また指示役のスマートフォンからは6人分の顔写真付き身分証の写真が見つかっています。
邸宅侵入の罪で起訴されたのは、住居・職業不詳の今井裕治被告(37)と広島市南区に住む会社役員の前川智一被告(40)です。
2人は4月、既に逮捕・起訴されている実行役の島宏至被告(21)と共謀して、大阪市淀川区にある化粧品関連会社社長のマンション敷地内に2回にわたって不法に侵入した罪に問われています。
警察は今井被告についていわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループのリーダーとみていて、今井被告のスマートフォンからは6人分の顔写真つき身分証の写真が見つかったということです。
被告らは、秘匿性の高いSNSアプリの”シグナル”で連絡を取り合っていて、アカウントには動物の写真が使われていました。
また実行役の島被告は警察の調べに対し、「(今井被告から)狙う人間は詐欺師と聞いていた」と供述しているということです。
警察は引き続き、グループの実態解明と余罪についても調べを進めています。
最終更新:12/04 20:38