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岸和田市長は維新の会を離党 「今後も市民のために」 これまでに「離党しても市長は続ける」

12/08 21:45 配信

 大阪府岸和田市の永野市長の女性関係を巡る問題で、大阪維新の会は、2回目の綱紀委員会を開き、永野市長を改めて離党勧告処分とすることを決めました。

 8日夜、綱紀委員会の後に取材に応じた大阪維新の会の杉江友介幹事長は「女性の主張が全て真実なら除名相当だと思っておりますけれども、裁判所での和解も成立しており、永野市長の主張と相手方の主張とが違うなかで、離党勧告という処分を最終的に下すという判断に至りました」と話しました。

 岸和田市の永野耕平市長は女性に性的関係を強要したとして提訴され、解決金500万円の支払いなどを条件に和解したとされています。

 永野市長は6日、「女性と不倫関係にあった」と謝罪しましたが、性加害については否定しています。

 8日夜、大阪維新の会は2回目の綱紀委員会で本人から事情を聞いた結果、永野市長を離党勧告処分にすると発表しました。

 離党届はすでに提出されていて、永野市長は8日付けで離党となります。永野市長はこれまでに「維新の会を除名になったら市長を辞める」とする一方で「離党をしても市長は続ける」と表明していました。

 永野市長は今回の処分を受けて「離党勧告処分についてはしっかりと重く受け止めたい。進退はこれまで申し上げたとおり、今後も市民のために務めて参りたい」とコメントしています。

最終更新:12/08 21:45

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