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吉村洋文大阪維新代表「進退については市長が決めることだと思う」 岸和田市長への離党勧告について発言

12/09 15:22 配信

 大阪維新の会の吉村洋文代表は9日、女性関係をめぐる問題で維新を離党した岸和田市の永野市長について「進退については市長が決めることだと思う」と話しました。

 永野耕平市長は女性に性的関係を強要したとして提訴され、解決金500万円を支払うなどして、11月和解したとされています。

 永野市長は「女性と不倫関係にあった」と謝罪しましたが、性加害については否定していて、維新は8日、市長に離党勧告処分を下し、離党届が受理されました。

 吉村代表は9日、「女性の主張が事実ならば除名相当だと思う」とした上で「市長と女性の主張が違う中で和解が成立していて、党として事実関係が認定できない。ただ永野市長と一緒にやっていくことは難しいという判断で離党届を受理した」「進退については市長が決めることだと思う」と話しました。

 また、大阪維新の会の新体制がスタートした直後に事態が発覚したことについて「こんなのいいはずはない。事実は認定できないが、(女性の)心のケアというかそういうことを考えると、非常にもやもやする部分はあります」としています。

 永野市長は、9日の市議会で改めて性加害を否定し市長を続ける意向を示しましたが、市議からは「岸和田のリーダーとしての資格を失っていると思う。即刻退任すべき」「不貞行為をした人が市のトップでいるのは理解ができない」などと辞職を求める声が相次ぎました。

最終更新:12/09 15:22

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