関西ニュースKANSAI

　女性との性的関係をめぐる裁判で和解した大阪・岸和田市の永野耕平市長について、市議会で不信任決議案が２０日、可決されました。永野市長は辞職、議会の解散、失職の選択を迫られます。

　永野市長は、政治活動で関わった女性と性的な関係を続けたことをめぐって女性から訴訟を起こされ、謝罪して解決金を支払う内容で先月和解が成立。その後、地域政党・大阪維新の会を離党しています。

　一方、市議のうち１９人は、「説明責任を果たしていない」として２０日、市長に対する不信任決議案を提出。市長欠席、市議は全員出席の議会で採決され、４分の３以上の賛成で可決されました。

　永野市長は自ら辞職するか、１０日以内に議会を解散しなければ自動失職します。