関西ニュースKANSAI
「『風向きを変えたい』というような発言したことは全くないです」 職員の証言との食い違いは解消されず 斎藤知事に最後の証人尋問 告発文書や公益通報者への対応など調査の百条委
12/25 19:02 配信
百条委員会で斎藤知事に対する最後の証人尋問が行われました。
斎藤知事を告発する文書や公益通報者への対応についての証人尋問は、午後3時から約2時間半にわたって行われました。
告発文書を作成した元局長の処分について県の前・総務部長は10月の証人尋問で、斎藤知事との打合せで「風向きを変えたい」と処分を早めるような意見があったと証言しています。
当時の状況を問われた斎藤知事は、あらためて否定しました。
(斎藤知事)「『風向きを変えたい』というような発言したことは全くないです。私が公益通報を結果を待つということを了承したりとか、公益通報の調査結果を待たずに処分をやれと言った記憶もないです」
証人尋問は25日が最後ですが、職員の証言との食い違いは解消されないままとなりました。
(斎藤知事)「自分の考えはしっかり述べさせていただいた。もし年度内に(調査結果が)出るのであれば、県として対応していきたいと思っております」
百条委員会は今後、来年2月に始まる県議会での調査報告書の公表を目指すとしています。
最終更新:12/25 19:02