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ガールズバーで従業員が多量飲酒し死亡 「酔いつぶれて寝ているだけだと思った」倒れたまま放置していた経営者・客らを書類送検 京都・福知山市

01/10 14:17 配信

 3年前の9月、京都府福知山市のガールズバーで従業員の女性が多量の飲酒をしたあとに倒れたにもかかわらず、適切な措置をとらず女性を死亡させたとして、警察が店の経営者を業務上過失致死の疑いで、店長ら男女7人を保護責任者遺棄致死などの疑いで書類送検していたことが分かりました。

 2022年9月、当時、福知山市にあったガールズバーで30代の女性従業員が急性アルコール中毒で搬送され、その後、病院で死亡しました。

 警察によりますと、酒を大量に飲んだ女性が床に倒れている状態でありながら、店が消防に通報したのは女性が倒れてから1時間後だったということです。

 警察は電話で報告を受けたのに女性を救護するなどの適切な措置をとらなかったとして、店の男性経営者を業務上過失致死の疑いで、その場にいた女性店長と女性従業員3人、男性客3人の計7人を保護責任者遺棄致死などの疑いで今月7日、京都地検に書類送検しました。

 警察は8人の認否を明らかにしていませんが、調べに対し店長らは「酔いつぶれて寝ているだけだと思った」と話しているということです。

最終更新:01/10 14:52

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