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架空請求で会社に1億7700万円の損害与えたか 特別背任の疑いで運送会社の元課長ら2人逮捕 大阪
01/27 19:46 配信
取引先に架空の請求書を提出させて、所属する運送会社に約1億7700万円の損害を与えたとして、元課長の男ら2人が逮捕されました。
27日、会社法違反(特別背任)の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の運送会社「鴻池運輸」の元課長光永将憲容疑者(38)と、部下の渡邉彩容疑者(34)の2人です。
2人は鴻池運輸の茨城県鹿嶋市にある支店で、2022年7月から2023年10月までの間、取引がある4社に架空の業務の請求書を70回にわたり提出させ、鴻池運輸に現金合計約1億7700万円を支払わせて、損害を与えた疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、2人は4社に渡った現金の一部についてキックバックを受けていたとみられます。2人は、去年3月に鴻池運輸を解雇されたということです。
警察は、金の流れを詳しく調べるとしています。
最終更新:01/27 19:46