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「白タク」根絶へビラ配布 中国の春節で観光客増える関空 国交省などが啓発活動
01/30 22:05 配信
営業許可を受けずに自家用車に客を乗せ料金を受け取る、いわゆる「白タク」の根絶を目指し、国土交通省近畿運輸局は30日、関西国際空港で啓発活動を実施しました。
「白タク」は国の許可を得ずに営業する違法行為で、国交省などは中国人を中心に観光客が増加するといわれている旧正月・春節に合わせて警戒を強めています。
30日、関西国際空港では、近畿運輸局の職員や大阪府警の警察官、タクシー協会などの関係者らが、「白タク根絶」を掲げ、一般車のドライバーや観光客らにビラを配り啓発しました。
(近畿運輸局・黒坂直樹さん)「白タクというのはドライバーの教育も十分に行われていない。もし事故に遭われた時に補償が全く無い。そういった危険性も含めて減らせていけたらと思います」
今年は万博開催もあり、海外からの観光客がさらに増えることが予想されるため、国交省などは万博期間中にも、告知や注意喚起の活動を検討しているということです。
最終更新:01/30 22:05