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教員の万博会場「下見」実施へ 校外学習で多数の要望 府市や協会が認める
01/30 22:05 配信
大阪・関西万博で大阪府内などの学校を中心とする日帰りの校外学習などをめぐり、教員から下見を要望する声が多数あったことを受け、大阪府・市と万博協会は30日、開幕直前の会場全体のリハーサルとなる「テストラン」に合わせ、下見を実施すると明らかにしました。
大阪府・市と万博協会が開く「日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」ではこれまで、府内などの学校を万博に招待する際の方法やルートなどを議論・確認していました。
会場の下見をめぐっては、教員らから要望書が府に提出されるなど、安全対策などのため会場内の下見を希望する声が多く、検討会でも実施について議論されていました。
検討会は30日の会合で、開幕直前の4月5日(土)と6日(日)にある、会場のリハーサル「テストラン」に合わせ、希望した教員のうち4月から5月の来場を予定している学校を対象として、会場の下見を可能とすることを決定したということです。
検討会はそれ以外の学校についても、会期中に下見できるようにするとしています。
他にも懸念されている暑さ対策では、小学校低学年がバスを乗り降りするターミナルに約1600人が整列できる大型テントが設置される予定で入場ゲートまでの間にミスト付き扇風機も10機以上設置されるということです。
最終更新:01/30 22:05