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六甲山の“天然クーラー” 今年もスキー場の人工雪を再利用 氷室へ運び込み
03/10 12:39 配信
神戸市の六甲山で、夏に「天然のクーラー」として利用するため、スキー場の人工雪を氷室に運ぶ作業が始まりました。
(記者リポート)「役目を終えたスキー場の雪が今年も再利用されます」
9日、今シーズンの営業を終えた「六甲山スノーパーク」では、朝からスタッフがチェーンソーを使って次々と人工雪のかたまりを切り出していきます。
この雪のかたまりは展望台の氷室に運ばれます。
展望台では例年、池に張った氷を氷室に貯蔵し、夏に天然のクーラーとして利用していますが、去年は暖冬の影響で十分な氷ができず初めてスキー場の雪が使われました。
これが人工雪の有効活用になったとして、今年も使うことにしたということです。
夏には氷室の扉が開かれ、展望台の内部では自然の涼しさを体感できます。
最終更新:03/10 12:39