関西ニュースKANSAI

　前知事の死去に伴う和歌山県知事選挙に、副知事の宮崎泉氏（６６）が無所属で出馬する意向を２８日表明しました。

　午後２時から和歌山市内のホテルで出馬会見を開いた宮崎氏は「今月１５日に岸本前知事が６８歳の若さで亡くなった。あまりに突然の事でまだ信じられない」とした上で「岸本前知事のふるさと和歌山への熱い思いと政策を引き継ぐことが、岸本前知事から副知事に指名された私に課せられた使命」と出馬を決意した経緯を話しました。

　無所属で出馬する予定ですが、自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、社民党など、幅広く各政党に推薦を依頼する考えだということです。

　自民党和歌山県連は、すでに宮崎氏の推薦を党本部に上申することを決めています。

　宮崎氏は和歌山市の出身で、１９８２年に県職員となり、知事室長や教育長を経て今月１日に副知事に就任。岸本前知事の死去に伴い、１５日から知事の職務代理者を務めています。

　和歌山県知事選挙は５月１５日に告示、６月１日に投開票の予定です。