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指定難病「潰瘍性大腸炎」などへの理解を 太陽の塔などが紫色にライトアップ 「病気を知り、応援してほしい」

05/19 20:05 配信

 大腸などにできる炎症から、下痢や血便などに悩まされる国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」(※総称「IBD」)の患者への理解を深めてもらおうと、大阪の3つのランドマークが同時にライトアップされました。

 35年前の19日、欧米のIBD患者会と専門医らが国際会議を開いたことから、5月19日は「IBDを理解する日」と制定されていて、世界各国で様々なイベントが開催されます。

 大阪府では、「大阪城」と「太陽の塔」、EXPOCITYの観覧車「オオサカホイール」の3つが同時に、IBDのシンボルカラーである紫色にライトアップされました。

 IBDは患者が全世界に500万人から1000万人いるとされていて、大腸などにできた炎症から腹痛や下痢・血便などに悩まされる病気です。

 原因は不明で、現在の医療技術では完治しませんが、適切な治療・投薬を受けることにより普通の生活を送ることが可能です。

 発症のピークは20代から30代で、受験や就職活動のタイミングと重なり、若い世代が日常生活への影響を受けやすい特徴があります。

 今回のイベントを企画した患者会・大阪IBD共同代表の三好和也さんは、「皆さんにはIBDという病気を知り、応援してほしいです。患者さんには『適切な治療に巡り会えば、普通の生活が送れます。大丈夫ですと伝えたい』」と話しています。

最終更新:05/19 20:05

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