関西ニュースKANSAI

大阪府の「卵子凍結」助成制度 利用を考えている女性向け講座の募集開始

07/29 19:41 配信

 大阪府は29日、今年度に新設した「卵子凍結」への助成制度について、利用を考えている女性を対象とした講座の募集を開始しました。

 「卵子凍結」は将来的な妊娠のためにあらかじめ若い卵子を保存するもので、保険適用外のため一回に数十万円の費用がかかります。

 そのため府は、18歳から39歳までの未婚女性を対象に、1人あたり凍結に最大20万円、保管に年間2万円を助成する制度を新設しました。(保管料は2029年度までが助成の対象)

 また、この制度で卵子凍結をした42歳までの既婚女性には、その後の体外受精などにかかる費用を1回につき最大25万円を補助するということです。

 この助成を受けるためには、身体の仕組みや卵子凍結のメリット・デメリットなどについて学ぶ講座を受講したのちに、卵巣に残る卵子の数の目安を測る検査を受ける必要があります。

 講座の初回は8月27日で、定員は200名です。

 来年2月まで月2回、開催される予定です。

最終更新:07/29 19:41

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる