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高知東部自動車道1歳児死亡事故で高知市の無職の男を在宅起訴  “自動運転中革靴からサンダルに履き替えようと”シートベルト外し急ハンドルを切り反対車線に飛び出る 男児は適切にチャイルドシート着用

08/01 17:02 配信

 去年9月、高知県香南市の自動車専用道路で1歳の男の子が死亡した正面衝突事故で、一方の乗用車を運転していた61歳の男が在宅起訴されました。

 起訴状によりますと男は、自動運転中に革靴からサンダルに履き替えようとシートベルト外し、急ハンドルを切り反対車線に飛び出たとされています。

 過失運転致死傷の罪で在宅起訴されたのは、高知市に住む無職の男(61)です。

 起訴状などによりますと、男は去年9月21日、高知県香南市の高知東部自動車道で車を運転する際、車の運転支援システム(自動運転の一種)を使用し、シートベルトを外して革靴をサンダルに履き替えようとしてハンドルを急に右にきって対向車線に飛び出し、乗用車に衝突してこの車でチャイルドシートに座っていた1歳の神農煌瑛(かみの・こうえい)ちゃんを死亡させた他、30代の両親に重傷を負わせた罪に問われています。

 高知地検は男の認否について明らかにしていません。

【煌瑛ちゃんの父・神農諭哉(かみの・ゆうさい)さんのコメント】
「過失運転致死傷での起訴ということに複雑な気持ちはあります。この事故がこの罪でいいのか、私たちの闘いはこれからだと思っています」

最終更新:08/01 17:48

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