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「雇われより自分でした方が稼ぎがいい」 "白トラ"営業疑いで親子2人逮捕 7年間で約1億8千万円の売り上げ 大阪・茨木市
09/18 16:10 配信

国の許可を得ずに白ナンバーの自家用トラックで運送業を営む、いわゆる「白トラ」行為をしたとして、大阪府茨木市に住む親子2人が逮捕されました。
貨物自動車運送事業法違反の疑いで逮捕・送検されたのは大阪府茨木市に住む自営業の久保修三容疑者(74)と息子の久保行平容疑者(46)です。
2人は3月から6月にかけ国の許可を得ずに、あわせて6回にわたり、大型トラックを使って鉄筋や型枠などを有償で運送した疑いが持たれています。
トラックなどを使用して有償で運送するには運輸局に申請して「緑ナンバー」を取得することが必要ですが、久保容疑者らはこれらの申請をせずに2007年ごろから「白ナンバー」で営業していたとみられます。
警察によりますと、久保容疑者らは相場より1割ほど安い金額で請け負っていて、2018年から2024年までで約1億8000万円を売り上げていたということです。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めた上で、修三容疑者は「白トラ行為をしたことは間違いない。雇われより自分でした方が稼ぎがいい」、行平容疑者は「無許可で大型貨物自動車で荷物を有償で運送した」と供述しているということです。
最終更新:09/18 16:10