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自民党総裁選が告示5人が出馬物価高対策など焦点に

09/22 12:13 配信

自民党の石破総裁の後任を決める総裁選挙が告示され、12日間の選挙戦がスタートしました。

(政治部・大石真依子記者報告)
22日午前、自民党本部で立候補の受け付けが行われ、5人で戦う構図が固まりました。

小林元経済安保担当大臣
「いま厳しい状況の中に置かれているこの国の未来を切りひらく。特に現役世代の思いを代弁していく形で政策を訴えていきたい」

茂木前幹事長
「(日本と)自民党の再生の道筋をしっかりとつけていく。さまざまな役職を経験させていただいた。そのすべてをこの国のためにささげたい」

林官房長官
「高杉晋作が(挙兵をするとき)『実があれば今月こよい一夜明ければ皆来る』と、そういう心境でしっかり政策を訴えて戦い抜いていきたい」

高市前経済安保担当大臣
「この総裁選挙にかける意気込み、半端なものではありません。根底から日本をしっかりと強い経済、そして強い国土を持った国にしたい。そのための経済成長を訴えてまいります」

小泉農水大臣
「『自民党はこれだったら解党的出直しができる』、そういうふうに思っていただけるように訴えを続けていきたい。一致団結のスタートになるような総裁選にすべく、私もその姿勢で臨みたい」

現状、優勢とみられるのが去年、党員票で圧倒的な強さを見せた高市さんと、着々と議員票固めの進む小泉さんです。

今回、高市さんは推薦人に“不記載議員”を入れず、クリーンさの演出に腐心しました。

また「チーム・サナエ」を発足させ、女性や中堅若手が前面に出て支持拡大を目指します。

一方、小泉さんの推薦人は、現役閣僚3人のほか当選1回の新人からベテランまでバランスを意識した布陣となっています。

物価高対策や石破路線の継承など巡って各候補の温度差も見られるなか、野党との向き合い方も焦点となります。

まずは22日午後1時からの所見発表演説が行われます。党員や議員に響く国家ビジョンを示すことができるかが問われます。

最終更新:09/22 19:36

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