トロッコ道

「芦生」といえば京都大学演習林。その中の「トロッコ道」はシンボルと言えるかもしれません。京都市内から国道162号線を京北町経由で美山町に入り、府道38号線を東へ進めば演習林事務所にたどり着きます。資料館もありますので、できれば予習を!
このトロッコ道はスギやヒノキの植林がされていて少々薄暗い感じです。灰野などかつては集落があったところもあり、石垣や平らになった広場、作業小屋も見受けられます。
道の左側からは、水の流れが聞こえてきます。京都府下でも有数の流域をもつ由良川が始まる場所です。「始まる」といっても、既に水量は充分で、ゆったりとした流れになっています。


■京都大学芦生演習林・基礎データ

広さ:4,185.7ha 
標高:355〜959m 
年間平均気温:12.3℃ 
年間降水量:2,375mm

(以上のデータは演習林事務所構内)
確認されている植物:樹木243種、草本532種、シダ類85種
鳥類の記録:111種 
そのほか大型・小型のほ乳類、両生類、は虫類、昆虫など多数が生息。

 
芦生の森
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