お供えもの

人里離れた道端に、鮮やかな色彩が視界の隅に入る。
行き過ぎて車をとめ、カメラを肩に歩いて引き返す。
カーブを曲がった先に、それはあった。
古ぼけた碑が三体。
そこには供えられたばかりなのか、瑞々しく輝く秋の花。



 
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Photo&Essay:Shuji Enmando