とある小さな集落。 村の中心部と思われる辻の手前に、酒屋があった。 営業をしているのか、していないのか、よく分からない。 でも、この風景を見たとたんに、 人が集まり、賑やかな声が聞こえたような気がした。 時代の速度がどんどんと加速する中、 心の耳を澄ましてみると、きっと、なにかが見つかるような気がしてならない。